【国試対策】副腎皮質ステロイド薬まるわかり!作用・副作用・看護のポイントまとめ

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副腎皮質ステロイドとは?

「ステロイド」って言葉、よく耳にしますが、実はざっくり使われがちです。
本来は、副腎皮質から分泌されるホルモンをもとに作られた抗炎症薬・免疫抑制薬のことを言います。
関節リウマチ、喘息、アレルギー疾患などに使用されます。

作用のしくみと種類

副腎皮質ホルモンは大きく分けて2つある:

  • 糖質コルチコイド(コルチゾールなど)
     → 抗炎症・免疫抑制・血糖上昇などの作用
  • 鉱質コルチコイド(アルドステロンなど)
     → ナトリウムと水を保持、カリウムを排出

→臨床で使うのは主に糖質コルチコイド系(例:プレドニゾロン)


 ここの内容は参考程度に見ておいてもらう程度で大丈夫です。

副作用とその理由(代表例)

重度の副作用軽度の副作用
易感染性満月様顔貌
骨粗鬆症浮腫
副腎抑制によるステロイド離脱症候群白血球増加
消化性潰瘍高血圧
耐糖能低下月経異常

看護師が知っておくべき注意点

  • ステロイドの作用と副作用の説明
  • 自己中断しないよう説明
  • 満月様顔貌によるボディイメージの変化に対する心理的支援を行う

国試によく出るポイントまとめ

  • 作用と副作用をしっかり把握しておきましょう。どういった有害事象が出るか問われる問題は過去にもいくつか出題されています
  • また吸入用ステロイド薬がありますが、吸入後はうがいが必要です。(嗄声や口腔内にカンジダができてしまうことがあるため)

今回は以上です。
副腎皮質ステロイド薬は、「薬物の作用と副作用」の中でも特に出題されやすい範囲だと思います。
確実に点が取れるように頑張っていきましょう。
学習の参考になれば幸いです。

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