【看護師国家試験対策】糖尿病の診断項目とインスリンについて解説!

内分泌系
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看護学生
看護学生

糖尿病はどうやって診断されるんですか?
あとインスリンについても教えてほしいです。

トクさん
トクさん

了解しました。
今回は診断とインスリンについて学んでいきましょう!

今回は看護師国家試験でよく出る糖尿病の、診断項目とインスリンについてまとめていきます。

糖尿病の診断項目

【空腹時血糖値】
・空腹時血糖≧126 mg/dL以上

【HbA1c】
・HbA1c≧6.5%以上

【75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)】
・2時間値が≧200mg/dL

【随時血糖値】
・随時血糖値≧200mg/dL以上


(図解)

診断項目
空腹時血糖値≧126mg/dL
HbA1c≧6.5%
75gOGTT(2時間後)≧200mg/dL
随時血糖値≧200mg/dL

インスリン製剤の基本

投与量は単位で表す
1単位₌0.01ml
mlと間違いないように注意しましょう!(過去実際に単位間違いで死亡した事例もあります

インスリンには「超速効型」や「持続型」など、作用出現時間や持続時間が異なる種類があります

看護学生
看護学生

インスリンは1単位=1mlではないんですね

トクさん
トクさん

そうです!
用いる単位が違うので注意しましょう
過去には臨床で単位間違いによる事故も起きているので、間違えないようにしてください!

目的

  • 1型糖尿病の治療
  • 2型糖尿病において、運動や食事療法・経口薬などの効果が不十分な場合

投与方法

インスリンは皮下注射で、穿刺部は腹壁・腕・大腿などです

注意点・観察項目

・インスリンで最も注意が必要なのは、低血糖症状です。

【症状】
手足のふるえ、あくび、顔色不良、冷汗、頻脈などが挙げられます

・またインスリンの穿刺は、毎回数cmずらして実施します
(同じ場所だと皮膚が段々硬くなりインスリンの吸収が悪くなるため)


今回は以上です。
診断項目の値やインスリンの手技については問われやすいので、頑張って覚えましょう!
学習の参考になれば幸いです。

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