【看護師国家試験対策】脳幹(延髄・橋・中脳)の覚え方|中枢神経系の基礎を超わかりやすく!

脳神経
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はじめに:脳幹とは?

脳幹は中脳延髄から構成されています。
上方には大脳、背側には小脳があり、下方には脊髄が繋がっています。
(下図参照)
生命維持に重要な自律機能を調節する中枢が存在します。

引用元:看護roo!

それぞれの役割

【中脳】
動眼神経や滑車神経の神経核が存在します。
対光反射や調節・輻輳反射などを司る中枢が存在します。

対光反射:目に光刺激が加わったときに、両側性に瞳孔が縮小する反射
*対光反射の正しい瞳孔の状態について国試でイラストで問われることがあるので、対光反射の際の瞳孔の状態も覚えておきましょう

調節・輻輳反射:近くの物を見る際に、水晶体の厚さの調節、輻輳といった反応が同時に
        起こる反射のこと

【橋】
三叉神経~内耳神経の神経核が存在します。
呼吸中枢の一部や排尿中枢が存在します。

【延髄】
舌咽神経~舌咽神経の神経核が存在します。
呼吸中枢の大部分や循環中枢、嚥下・嘔吐神経が存在します。

まとめ:脳幹は命の中枢!国試ではここを押さえよう

  • 脳幹は何から構成されるか
  • それぞれの役割、中枢について把握しておく
  • 脳死には脳幹反射の消失が含まれる(対光反射の消失など)

今回は短めですが、これで以上です。
学習の参考になれば幸いです。

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