【国試対策】アナフィラキシーショックの原因・症状・看護のポイントを徹底解説!

アレルギー・膠原病
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アナフィラキシーショックとは

アナフィラキシーショックとは、アレルゲン(抗原)に対する過剰な免疫反応によって、全身性の急激なアレルギー反応が引き起こされる状態です。血圧低下や意識障害などのショック症状を伴うため、迅速な対応が必要です。

主な原因と発症のメカニズム

原因の例:

  • 医薬品(抗生物質、造影剤など)
  • 食品(卵、乳製品、ナッツなど)
  • 昆虫(ハチ刺されなど)
  • ラテックス

メカニズムの概要:
IgEを介したⅠ型アレルギー反応により、ヒスタミンなどが遊離し呼吸困難などの症状がみられる。

症状の特徴

  • 皮膚・粘膜症状:かゆみ、じんましん、、発赤、、口の中や唇・舌の違和感
  • 呼吸器症状:咽頭・喉頭浮腫による気道閉塞
  • 消化器症状:下痢、腹痛など
  • 全身症状:意識障害

治療

  • 原因の可能性のある薬剤の投与中の場合は、すぐに中止する
  • アドレナリンの筋肉内注射と輸液
  • 酸素吸入や、必要があれば気管挿管などによる気道確保を実施

アドレナリン自己注射薬(エピペン)を持っている場合は、すぐに投与し、必ず医療機関を受診しましょう。
実物はこれになります↓。

引用:https://www.epipen.jp/about-epipen/struct.html


看護

  • 抗菌薬や造影剤の投与後30分は、症状に注意し観察する
  • 事前にアレルギーの既往の有無を確認する

まとめ

アナフィラキシーは命に関わる緊急事態です。国試のためだけでなく、臨床にも活かせるように知識を身に着けましょう。

今回は以上です!
学習の参考になれば幸いです。

アナフィラキシーショックについて更に知りたい!
という方は、下記のサイトで学べるので是非御覧ください↓

アレルギーについて | アナフィラキシー - アレルギーポータル
生命に関わる反応の誘因や治療などを解説しています。

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